エレベータが無い5階建てまでの集合住宅で行う引越しの作業についてお話したいと思います。
やはり何といっても階段での作業になるので、過酷な作業になることは言うまでもありません。特に3階以上にお住まいの方の引越しの場合、作業員の人数にもよりますが、作業の間中ほとんど階段を行ったりきたりするポジショニングのスタッフがどうしても出てきます。特に新居の場合は、荷物をひたすら上げていくわけですから尚更です。
またこれが夏場であれば、更に過酷さは増します。汗を大量にかくために、階段の途中に皆ドリンクを置いていて、水分を補給をしながら作業を行います。汗の量が尋常ではないんですよね。なるべく荷物やお部屋に汗が落ちないように気をつけるのが大変だったことを覚えています。
私が在籍した引越し会社では、お住まいの階数によって料金が違うことはありませんでしたが、引越し業者によっては3階以上は追加料金をとるところもあります。追加料金をはっきりうたわない代わりに、作業員を1名多めに用意して料金の値引きを抑えるとか、同じ荷物量のお引越しで低層階の方であれば午前中に行える場合でも、3階以上の方の場合は午後に回したり、極端な場合1日料金の設定になっていることも有るかも分かりません。
また、階段を通らないような大きな家具がたまにあります。この場合は障害物がなければ吊り作業で行いますし、場合によってはスカイポーターやクレーンの出番になります。スカイポーターやクレーンの出動の場合は別料金になるケースも有りますので各引越し業者の営業マンに確認してください。 |