先の記事でも書きましたが、引越し屋さんには配車都合というものがあります。結論から言うと、この配車の都合に合わせるのが一番安くなります。
その前に大前提で申し上げたいことがあります。単身などの小口引越しや小物などのダンボールがほとんどの引越しであれば、作業自体も簡単で技術的にも高度なものを必要としません。しかし一般家庭の引越しとなると、分解の必要な家具があったり荷物量も多かったりで、経験の浅いスタッフでは対応ができません。
また、リピーターや口コミなどの紹介をもらえることが引越し業者の生命線になります。それには良い作業が行える経験豊富な作業員をどのくらいの割合で揃えられるかが大事になるのです。
ところが既にご説明した通り、引越しは一定の時期や曜日に集中します。引越し業者は繁忙期や週末限定で臨時スタッフを雇用したいと考えます。また、作業員は1年を通じて一定の収入を得たいと考える者が多いので専属で雇用してくれる業者を好みます。この差を埋めることが引越し業者の一番の命題と言っても過言ではありません。
つまりは、閑散期だろうが仏滅だろうが月初であろうが毎日一杯引越しの契約が欲しいわけです。
少し話はそれましたが何を言いたいかといいますと、引越し業者を育てるのは引越しをされる方々、つまり皆さんなのです。
運送業の片手間で空いたスタッフと車両を使って引越しを受けるタイプの業者さんもあります。しかし、それなりの家族数の引越しであれば管理人としては引越し専業の業者さんを利用してもらいたいと思います。それによって作業レベルから来る根本的なトラブルや破損を減らせると考えるからです。また一般の人が考えるほど引越しは簡単で無い!(運送業と引越し業は根本的に違う!という言い方もあります・・)ということも認識していただきたいです。
ですから極論をいえば以下の様に引越し業者に言ってみると良いです。
「一番安くて濃い(経験豊富な)メンバーで対応してもらえる日に合わせるから、その日がいつか配車係に確認してみてよ」と。
この言葉に感じよく対応できる引越し業者さんが管理人のお薦めです!
また、これによって毎日まんべんなく引越し作業を行えるようになった引越し作業員は経験を積めるようになるので、益々レベルが向上することになるのです! |