一連の作業の流れとは区切った形で、作業責任者がお客様の立会いの下で全てのお部屋や外部の最終チェックをおこないます。といいたいところですが、全ての業者がきっちりとやる訳では無いようです。
これは私自身が在籍した引越し業者で私自身が引越しを経験して思ったことなのですが、当然最後に責任者がやってきて「荷物の積み残しはないですか?」と聞いてくれるものと思っていました。私が現役の頃は必ずそうしていましたから。
しかし、一通り部屋からの搬出が終わると何も言わなければそのまま旧居での積み作業が完了しそうな雰囲気でした。私自身は何度も引越しを経験していますが、それでも普段生活をしながらダンボール詰めをしている段階では、完璧な荷物の整理や片付けには限度があります。
ダンボールや家具が全部出て部屋の中がほとんど何も無くなって初めて気づくモノなどが出てくることも多いです。それをお客様の荷造り不足としてしまうのには無理があります。特に長距離のお引越しで二度と旧居へは戻ってこられないようなケースでは尚更です。積み込み作業終了間際は、不動産業者や様々な業者の立会いが重なったりして皆さんは軽いパニック状態になります。
このあたりのお客様側の状態に気配りが出来る業者さんを利用したいものです。特に先にも申し上げましたが、長距離のお引越しで二度と今のお家に戻ってこられない場合は見積もり段階から営業マンにそのことを伝えて、見積書の備考欄などに作業員へのメッセージを書いてもらうくらいでよいと思います。 |